卵子と精子が受精の為に出会う場所は?

卵管膨大部で受精します

排卵検査薬を使って妊娠する為に最も必要な事は、排卵日を特定し卵子と精子が出会うタイミングを合わせることです。

では、その卵子と精子は、実際にどこで出会うことが出来るのでしょうか?

それは、卵管膨大部(らんかんぼうだいぶ)という卵巣から排卵された卵子をキャッチする手のような形をした部分で受精が行われます。

ここが卵子と精子の出会う場所という事ですね。

尚、この手のような形、または、イソギンチャクのような形なんて呼ばれる部分は、卵管采(らんかんさい)と呼んだり、卵管の名称別の場合は、菜部と呼ぶようです。

この卵管采が排卵になると卵子を迎えに行くのですが、この時、精子は、どこに居るのでしょうか?

精子を送り込むタイミングは、早ければ5日くらい前からでも大丈夫と言われていますので、どこかで待機しているはずです。

それは、卵管膨大部まで先に来ていて、卵子が出てくるのを待っているそうです。ということは、精子は、まだ一度も出会ったことのない卵子の場所を把握しているということになりますよね。

精子は卵子の場所がなぜわかる?

それなら、卵子が出てくる前に、精子は、どのように卵子の位置を把握しているのか疑問が残ります。

なぜ、精子は、卵管膨大部に居れば、卵子がやってくるというのを理解しているのでしょうか?

精子は、卵子の位置をにおいのようなものを察知して、その方向に進むように仕組まれているという情報もありますが、どうやら、卵管采から子宮に向けて液体のようなものが流れていて、その流れに逆行して動く習性が精子にはあるそうです。

つまり、その流れを遡るように移動し、先に卵管膨大部で待っている事になります。

LHサージが起こり卵巣が卵胞内の卵子を排卵し、卵管采にキャッチされた卵子が卵管膨大部に現れると、そこで待っていた精子が周りを取り囲むようにして群がり、頭の部分から酵素を出しながら卵子を覆う顆粒膜細胞(かりゅうまくさいぼう)を通り抜けます。

その通り抜けた瞬間、卵子は他の精子が入ってこられないようにバリアを張ります。

その後は、既に頭が入っている一番最初の精子だけが卵子の細胞内へと入り、受精へと到達するのです。

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