LHピークから何時間後に排卵が起こる?

LHピーク開始後およそ10~12時間後に排卵

正常な月経周期の場合、排卵期の血液中LH濃度は「40~100mIU/mL」となり、血中LHがピークを迎えてから排卵までの時間は、「10~12時間」程度です。

単純に「LHがピークを超えてから、12時間後に排卵する」と覚えておく形で大丈夫なのでしょうか?

LHピークが14時間程度持続することを考えると、排卵検査薬でチェックしてもピークのどの地点なのか判断は難しくなります。

LHサージを時間毎に区切ると、上昇に約14時間、ピークを迎えてからの持続に14時間、そして、下降に20時間と大きく分けて3行程に分けられます。

また、LH濃度40~100mIU/mLというのは、あくまでも血中濃度です。より正確なタイミングを計る為には、尿中のLH濃度との数時間のタイムラグも考慮しなくてはなりません。

排卵検査薬が陽性反応を示した場合も、体の中では、数時間前にLHサージが始まっていたことを踏まえておく必要があります。

LHサージに関わる時間の確認

LHサージが具体的にどのようなタイミングで行われているのか、順を追って確認していきたいと思います。

■血中のLHサージは、48時間程度持続

LH(黄体形成ホルモン)の量が急上昇し始めた段階をLHサージと呼びます。LHサージは、およそ48時間持続し、LHサージ開始の初期から数えて34~36時間程度で排卵が起こると言われています。

つまり、LHサージの最中に排卵が行われることがわかります。

■LHサージ開始後、12~14時間でピーク

LHサージ開始からピーク到達までの時間は、およそ12~14時間です。LHサージがピークを迎えた最初から数えて、10~12時間後に排卵が起こります。

つまり、LHサージの最中であると同時にLHピークの最中に排卵が行われることがわかります。

■LHピークはおよそ14時間継続

LHがピークを迎えると、その状態がおよそ14時間程度続くそうです。

LHサージのグラフでは、ピークの部分がピラミッドの頂点のように表現されることが多いですが、実際には、その状態が半日以上にわたって排卵を促し続けるというようにイメージできます。

■血中LHサージ開始から34~36時間で排卵

血中のLHサージが開始されてから、およそ1日半後の34~36時間で排卵が起こるので、開始のタイミングを排卵検査薬を使ってしっかりと把握することができていれば、排卵の予測はある程度立てることが出来るかもしれません。

尿中LHは20mIU/mLから検知可能

排卵検査薬を使用する場合の尿中のLH濃度は、20mIU/ml以上になるとLHサージが開始されている場合が多くなります。

※個人差あり

つまり、尿中のLH濃度「20mIU/mL」が排卵検査薬で確認できる限界となり、20mIU/mLから陽性を示す製品が最も高感度のタイプということがわかります。

LHサージの上昇、ピーク、下降にある程度の時間割合が分かっているため、LHサージの開始を確認する妥当性をご理解いただけるのではないでしょうか。

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